時間が無い。時間が無い。書く時間が、日記に出来事を記す時間が、無い。しかし、クエストとは、やっている本人はそれなりに楽しいし充実しているのだが、それを周りに伝えるのは難しいものだと思う。切に思う。なんだか、書けば書くほど冗長になっている気がする。……ううむ。
・ディアリースが人形と工芸品を持って来い、と言ったので持って行ったら足りないと言われた。ち、業突く張りめ。
・わざわざプロンテラまで戻ってバッタ人形を買い、持って行くとOKに。次のことは行った先で聞け、となにやら飛ばされた先でダンスを踊らされることに。何故俺が。ダンスくらいは嗜んでも良いとは言え、ペコに乗ったまま踊らされるとは思わなかった。
・ダンス試験を終了した俺にディアリースは告げる、アルベルタのベーカーって奴を訪ねろ、またたらい回しか、いい加減にしろ。
・忙しいから執事に聞いてね、だと。……またたらい回しか。まぁ、近いから許す。
・俺の名が刻まれた石をジュノーに居る騎士に届けた。いつの間にこんな物が作られていたのだろうか……用意の良いことだ。
・次は館のメイドが困っているようだから力になってやってくれ、と。言われるまでもない。困っている婦女の力となるのは、騎士として当然の事。
・兄の誕生日が近いが、忙しくてプレゼントが用意できない、とのこと。……ち、兄想いの妹が、兄の誕生日プレゼントを用意できない程急がしいだと……?休ませてやれよ、ベーカー。
・以前会った時に元気のない様子だった兄に精力剤を……か。倉庫を見渡したら、『一口で一晩中超ビンビンの赤ポーション』が発見された。これじゃ……駄目、だよな、やっぱり。
・クスリと言えばAlchemist。そんなわけで、アルデバランにあるAlche.Guildへ行って聞き込みをしてきた。精力剤を作れる奴は居ないか。――居た。
・材料を集めて持って行く。……面倒だった。が、これも悩める少女の為だ。……ベーカー?誰だっけそれ。
・短時間に多用してはいけないよ。一度にたくさん飲む必要もないよ。つまりあれだろ、一口で一晩中……。
・忙しい彼女に代わって、精力剤と手紙を届けてあげることに。妹からの手紙……妹が兄へ送る手紙。って、そのまんまなアイテム欄の説明に心中でツッコみつつ。
・ま、まさか、妹になにか?!……何かあったなら手紙とか書けないんじゃないのか、いろいろと。どうやらこの兄、心配性のようだ。
・精力剤と手紙を渡して暫くしてから話しかけてみた。あれは、ありがたく使わせていただきましたよ。え、何に使ったかって?あはは、それは秘密です。……何に使ったかなんて訊くほど俺は野暮じゃねぇ……。
・あー、そういや彼女を助けたのは、元はと言えばベーカーって奴に頼まれたんだったか。で、次はどこに行きゃいいんだ、どうせまたたらい回しだろ。
・僕が最後です。これを持ってメッツ爺さんに報告するといいよ。なんつーか拍子抜けだな、おいおい報告するよ……。
そんなわけで、今日は此処まで。
箇条書きでも十分長くなったのは仕様。